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占いコラム

フォーチュンカウンセラーとして執筆、講演など幅広く活躍なさっている早田みず紀先生の登場です。インタビュー前編では、OLから占い師に転身したきっかけや、占いとカウンセリングの関係性などについて語っていただきます。

 

早田みず紀(はやた・みずき)  OLを経て占い師となり、その後企業におけるカウンセラーとしても活動。現在は雑誌『anan』をはじめ、女性誌や書籍を通じて生き方、恋愛、ストレスに悩む女性たちに力強いメッセージを送っている。著書に『占いを活用して自分らしく生きる70の方法』(マガジンハウス)、『運命を変えるちょっとしたコツ』『幸運メッセージ』(三笠書房)、『数秘術の世界』『コイノウタ』(駒草出版)など。

先生は、どんなきっかけで占いを始めたのですか?

  短大を卒業して損保会社の事務として働いていたんですが、その仕事が向いていないことに気付いて、1年半ほどで会社を辞めました。その後、自分に合う仕事を探しているとき、たまたま占い師さんのところへ行ったんです。それまで占いに興味があったわけではなかったんですが、その時すごく私の個性などを言い当てられて、「こんな風に人の性格がわかっちゃうんだ! 世の中にこんなおもしろいものがあるんだ!」とカルチャーショックを受けました。そして、その占い師さんが四柱推命の講座をやってるというので、その翌週からそこに通い始めました。その時は占い師になるつもりではなかったんですが、おもしろいので趣味として占いにハマりながら、四柱推命の勉強を1、2年しました。

 

趣味で始めた占いが仕事になったのは、何かきっかけがあったのでしょうか?

  仕事としては再び派遣社員として働き始めていたのですが、「占い」という楽しい趣味を見つけたので、仕事でやりがいを見出すのをあきらめていました。そうこうしているうちに、同窓会で出版の仕事している同級生と再会して、「占いの勉強をしてる」と言ったら「雑誌の占いコーナーを書かない?」と誘われて。始めたらがぜんそっちの仕事もいいかなって思い始めたんです。その頃、情報誌で見つけた会社に面接を受けに行って、電話鑑定の仕事も始めました。

  その時、「雑誌で占い原稿を書いてます」と言えば宣伝文句になる、占いが自分の職業になると思ったので、派遣の仕事を辞めました。どの時点で占い師になろうと決めたかははっきりわかりませんが、その派遣の仕事を辞めた頃かもしれません。

仕事を会社勤めから占い一本に絞ることに、不安はありませんでしたか?

  確かに、占いの仕事だけで暮らすのは厳しかったと思います。電話鑑定の仕事だけで生計を立てている同僚などは、かなり大変そうでした。テキスト代など、占いの勉強にもお金がかかるし。私の場合は実家暮らしだったので、思い切って占いの仕事に専念できました。OLと二足のわらじを履いていると、昼間の時間が取れなかったり、占いの仕事を膨らませづらくなります。仕事を辞めてもよくて、呼ばれたらいつでも出て行けるスタンスというのは、実家に住んでいたおかげだと、率直に思いますね。実際は、電話鑑定の仕事を3、4ヶ月やって方向転換したので、「もうお金が足りなくて・・・」という悩みにぶつかることはなかったです。

方向転換とは、心理カウンセリングを始めたことですか?

  そうです。電話鑑定をしているうちに、カウンセラーの勉強が必要だと思い始めました。それで、カウンセリングの本を読みふけるうちに、カウンセリングではとにかく話を聞く技術が大切だということがわかったんです。知識以上に、人からどれだけ話を聞けるか、そのうなずく態度や姿勢で相手に心を開いてもらって、相手が自分で答えを見つける手助けができるのか。それには知識を積むより実践が重要だと思いました。

 

 

  それでカウンセリングの勉強を続けている時、ある会社の社長とお話しする機会がありました。その社長に、「君、仕事は何やってるの?」と聞かれたので、「占いライターやってます」とお話したんです。すると、2ヵ月後くらいに電話かかってきて、「占いって儲かるらしいじゃない。占いブースを出さないか」と聞かれて。要は、占い師として投資したいということだったんですね。

  でも、その頃私は「カウンセリングができないと占いも出来ない」と考えていたので、私は「社員のカウンセリングをやりたいです」って瞬間的に答えていました。準備もしてなかったし、それまで会社でカウンセラーをやろうと思ってもいなかったんですが、「占いブースをやるより、カウンセリングの勉強をしたいので、御社のカウンセラーをやらせてもらえないですか」とお願いしたんです。そうこうするうちに、その会社で許可が出て、カウンセラーとして働くことになりました。

最初の本を出版されたのは、ちょうどその頃ですね。

  そうです。カウンセラーとして働いている間も占いライターを続けていたので、その時に処女作を出す機会がありました。きっかけは、私が企業カウンセリングの勉強をしている時に、有名な心理学者の先生に出会ったことです。その先生から、「占いと心理学の本を出版する企画があるので、本を共著で出さないか」というお話がありました。それで、ちょっと考えてみたところ、その先生と私が共著で出すならどんな本になるのか、イメージがつきませんでした。

  カウンセラーは、相談者自身の意志や信念や自立を促します。ただ、「占い」はそれを奪うもの。でも私は、「占いを使っても、その人の自立心や信念を引き出せる」と考えていました。共著の話を持ちかけられたときに、「占いに依存しないで、占いを活用する方法」というテーマで書きたいという気持ちが強くなっていたので、結局共著の話はお断りしました。すると、その心理学の先生が編集者に私の意見を伝えてくれて、「企画書を送ってくれ」と言われたんです。そこで企画書を送ったところ、「この本で行きましょう」と言っていただき、本を出すことになりました。


そこで出来た本が『占いを活用して自分らしく生きる70の方法』(マガジンハウス)。占いに依存することなく、上手に占いと付き合うヒントが満載です。どうやったら占いを上手く使えるようになりますか?

  根本的なことは、この本に書いたことと変わっていませんが、「占いがどういうものか知ること」が大事だと思います。「占いがどのくらいまで当たるか」とか。現実的に生きられない人は、スピリチュアルの力を生かせないと思います。まず自分がいて、現実があって、スピリチュアルがある。その優先順位がわかってないと、占いを絶対的な「神のお告げ」みたいに崇拝して依存してしまう怖れがあります。


  たとえば、現実的になれないために、怪しい占い師に投資してしまう人がいます。人間って、お金を貢げば貢ぐほど、その相手に縛られてしまうんですよ。それは、恋愛でも同じですよね(笑)。「高かった分だけ、ありがたい効力がある」と勝手に信じちゃったり。でも、現実に強ければ、「なんでこの人に大金を払うんだろう」とか、もっと違う視点が持てます。自分自身の心を見つめられるのもリアリティ、効力や相手の怪しさとかに目を開くのもリアリティ。だから、現実感覚に強くなることが大事だと思います。

  一度占い師の先生数人たちと、ある脚本家の先生を交えて座談会をしたことがありました。その時、占い師同士でホロスコープの分析会になったんです。「6ハウスに水星があるからこうですよ」「でもこういう見方もありますよ」とか。すると、占いの仕組みをまったく知らないその脚本家の方は、プロの占い師の先生たちがいろんな意見を言うのを聞いて、ビックリしていました。なんでもその方は、「占いには『絶対的な道筋』がある」と思っていたらしく、いろいろな見方ができるということを知って「これが占いの真実か!」って驚いたようです。
  占いの勉強をしている人たちは、ひとつのホロスコープにいろんな可能性や見方があることを知っているので、占い師の一言が100%ゼッタイだなんて思わないんです。ただ、占いの仕組みをまったく知らない人は、「ひとつの導きがゼッタイだ」って思うかもしれません。占いの本質を知るために、占いを勉強することはいいことだと思います。

 

 

占いは絶対的なものではなく、現実を見つめるためのひとつの方法だということですね。

・・・次回、タロット・カードを使って現実感覚を鍛える、先生オリジナルの方法を教えていただきます。ご期待ください!


●早田みず紀先生のHP  http://www.hayata-mizuki.com/

 

●最新刊  『コイノウタ』 (駒草出版)  

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