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占いコラム

フォーチュンカウンセラーとして執筆、講演など幅広く活躍なさっている早田みず紀先生の登場です。インタビュー後編では、占いを使って現実感覚を鍛えることのできる、先生オリジナルの「セルフカウンセリング・タロット」のやり方を教えていただきます。

 

早田みず紀(はやた・みずき)  OLを経て占い師となり、その後企業におけるカウンセラーとしても活動。現在は雑誌『anan』をはじめ、女性誌や書籍を通じて生き方、恋愛、ストレスに悩む女性たちに力強いメッセージを送っている。著書に『占いを活用して自分らしく生きる70の方法』(マガジンハウス)、『運命を変えるちょっとしたコツ』『幸運メッセージ』(三笠書房)、『数秘術の世界』『コイノウタ』(駒草出版)など。

 

占いを使って現実感覚を鍛える方法があれば、教えていただけますか?

  私はカウンセリングをやっていたので、タロット・カードは未来を当てるためではなく、自分の意志を固めたり、方向性を見出したり、意志を俯瞰したり、自分の未来を切り開いていくために使うのがいいと思っています。タロット占いで出た結果のカードを見て、「現実はこうなんだ」と考えるのではなく、「私は、現実をこのカードを通して見ているんだ」という考え方をしてください。これを私はセルフカウンセリング・タロットと呼んでいます。

  たとえば、ここにティッシュの箱があります。これを見て、「ティッシュがあってよかった」と思うのか、「ティッシュがあって邪魔だ」と思うのかは、自分次第なんです。つまり、現実はただそこにあるだけで、そこに吉凶はないということです。

  その時出たカードは、「あなたは現実を、そういう色眼鏡で見ているんですよ」ということを伝えてくれるのです。それが、セルフカウンセリング・タロットの考え方です。カードを通して、いつもその現実を色眼鏡で見てしまうというのは、ひとつのパターン化です。自分のパターンを取り払っていかないと、現実を切り拓いていく能力はつくれません。たとえば、「いつも私は失敗してしまう」とか、「いつも男性に振り回されてしまう」とか、パターン化してしまうと、そのパターンが現実化してしまいます。その現実を変えたいのなら、まずは自分がそういう思考のクセを持っていることに気がつくことが第一。そして次は、その思いグセを払拭しないといけません。タロットを使うと、それらが上手にできるようになるんです。

  私がタロットを何度もやってわかったことは、タロットを通して物の見方がリアルになる、現実的になるということです。そしてそのうえで、必要とあれば自分に妄想も提供してくれる(笑)。
  タロットは自分を客観的に見せてくれるだけでなく、いらない思い込みを知らせてもくれるし、逆に必要な思い込み―――イマジネーションや勇気や自信、といったものを与えてもくれるということです。タロットで今の状況を俯瞰した上で、現実をどう変えていくかは自分次第だということを、最終的には知って欲しいと思います。


先生は自分で自分のことを占ったりしますか?

  はい! もちろん、自分のことも占います。タロットにスゴイはまって勉強していたとき、同時に3種類のタロットをひとつのテーマで占うということをやっていました。
  まず、これがキティーちゃんの易のタロットです。これは『フェアリーキティーの開運辞典』(秋山眞人著)に付いていました。本の内容も素晴らしくて、局面ごとに勇気付けてくれます。作った人の温かい心が伝わってくる、励まし系の内容ですね。次が、サビアンのタロットで、魂のメッセージが書いてあります。あとは、ライダー・タロットです。これは身近なことがよくわかります。

  迷ったら、すべてのカードに聞いてみます。ひとつのタロットがひとりの占い師さんのようで、カードを3種類使うと、まるで3人の占い師さんに鑑定してもらっているような感じです。
  ひとつの現実でもいろんな切り口から言われると、俯瞰できるようになります。サビアン・タロットが「魂は次のステップを望んでいる」と言ったかと思えば、易のタロットは「謙虚さが足りない」とか。すべてのカードの結果を俯瞰して、最後は自分で決めるようにしています。タロットの結果は、ひとつの意見として参考にする感じですね。


易カード
サビアン・タロット

ライダー・タロット

「セルフカウンセリング・タロット」は訓練が必要ですが、慣れるとすごく役に立ちそうですね! 他に興味のあるテーマはありますか?

  哲学や宗教、神秘学を勉強していると、伝えたいことがたくさん出てきます。タロットのリーディングに関しても、じっくり学べるワークショップを開いてみたいですね。あとは、「不幸のカラクリ」とか「精神性」とか……、目に見えないもの全般に興味があります。目に見えないけれど大事なことを、よりわかりやすく、神秘や占いの真理に基づいて伝えていきたいです。

占いはやみくもに信じるものではなく、リアリティを追求するツールだという早田先生のお話をうかがって、新しい占いのイメージを見つけたような、新鮮な気持ちになりました。先生、本日はどうもありがとうございました。


【スペシャルおまけ】

早田先生おすすめの占い本

 

      「正統四柱推命 未来予知術」

     (不二龍彦・著 学研エルブックス)

占いに対する価値観をつくる上でとても参考になった本です。「この星が来たからラッキー」というような、単純な星の読み方をまったくしない内容なので、「全体のバランスを見ながらひとつひとつの星を扱っていく」という考え方が、私の占いの価値観に 刷り込まれていきました。

 

       「神秘のサビアン占星術」

         (松村潔・著 学研)

物事の背後にある大きな力を感じ、自分の感性が開くきっかけになった本です。呪文のようなサビアンに触れることで、夢占い、タロット、象徴(シンボル)などのイメージづくりにとても役立ちました。

●早田みず紀先生のHP  http://www.hayata-mizuki.com/

●最新刊  『コイノウタ』 (駒草出版)  

  誰かを好きになったとき、誰かの手のあたたかさを知ったとき、誰かを思ってたくさん泣いたとき、誰かがいなくても大笑いできたとき…。恋愛運に効く50のアドバイスで、もっと恋を楽しみましょう!

 

 

 




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