『大運』とは、その人の人生の流れを表すものです。これにより、いつ頃になったら成功できるのか、また逆に、いつ頃が人生において一番辛い時期なのかが分かってきます。大運の流れを読むことにより、たとえ今が辛い時期だったとしても、良い時期に備えて事前に準備をしていくことも可能になります。 『大運』の求め方は、以下のとおりです。 @ 巡り方の順・逆を調べる ・ 男性の場合・・・年干が、甲・丙・戊・庚・壬 → 順運 年干が、乙・丁・己・辛・癸 → 逆運 ・ 女性の場合・・・年干が、甲・丙・戊・庚・壬 → 逆運 年干が、乙・丁・己・辛・癸 → 順運 になります。
A 何年運かを調べる まず、生まれた日から節入り日までの日数を調べます。 ・ 順運の人は、生まれた日から次の節入り日までの日数を数えます。 ・ 逆運の人は、生まれた日から前の節入り日までの日数を数えます。 その数えた日数を3で割ります。 ・ 3で割り切れた場合、その数が『大運』の始まる年です。 ・ 3で割って、余りの数が1のときは切り捨てます。 切り捨てて出た数が『大運』の始まる年です。 ・ 3で割って、余りの数が2のときは切り上げます。 切り上げて出た数が『大運』の始まる年です。 ※ 節入りの日は、毎月一日ではなく、毎月四日から九日頃になります。 詳しくは、干支暦をご覧下さい。
B 巡ってくる干支を調べる 『大運』で巡ってくる干支は、命式上の月干支から求めます。 ・ 順運の人の場合、最初の『大運』は、 月干支から見て一つ後に巡ってくる干支から始まります。 そして順回転に流れていきます。 ・ 逆運の人の場合、最初の『大運』は、 月干支から見て一つ前に巡ってくる干支から始まります。 そして逆回転に流れていきます。