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阪神大震災です。実際に私が被災したわけではないのですが、震災ですべてを失った人たちの報道を見て、自分にできることがあるかと考えたんです。そして、何も出来ない自分に気付いて、占いで人の役に立てるようになろうと決心しました。そのために、学校に通って占いの力をしっかり身につけようと思ったのがきっかけです。 |
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『ケイコとマナブ』(お稽古情報誌)で見つけた占いの学校です。広告に「占いとカウンセリングの融合」と書いてあって、「これは新しい!」と思い入学を決めました。 |
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はい。入学当初からプロになろうと決めていました。学校に入った時、先生からも「プロになりたいですか」という確認がありました。プロを目指すという目標がはっきりしていたので、授業内容も密度の濃いものでした。
ある程度勉強したらすぐプロデビューする方もいますが、私は占い師として独立する前に基礎をきっちり身に付けておきたかったので、学校で勉強することはためになりました。 |
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3年です。昼間仕事をして平日の夜学校に通っていたので、1学期に2クラスのペースで授業を取りました。仕事と勉強の両立は大変でした。というのも、授業が終わるのが夜の9〜10時で、その頃ちょうど頭が活性化してくるんです。学校帰りに授業内容を反復していると、頭がグルグル回ってなかなか寝付けないということがありました(笑)。
授業は少人数のクラスだったので、自分の意見をしっかり聞いてもらえるのがよかったです。授業内容が研究的でとても充実していましたし、話題がどんどん発展していくのが刺激的で、のめりこんで授業を受けていました。 |
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もちろん、勉強と実際に鑑定することは違いますが、学校では相談者を呼んで鑑定の実践練習をしていたので、デビューしてからもあまりギャップはありませんでした。
ただ、イベント出演の場合は短時間で大勢を鑑定するため、スピードを要求されて最初はとまどいました。イベントではタロット鑑定が多いのですが、悩みをはっきり言わない方もいて、実際よくわからないまま終わってしまうこともあります。ただ、どんな場合でも、お互いに納得できる鑑定を行おうと心がけています。 |
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たまに、何もしゃべってくれない、返事もしてくれない、という堅い方がいらっしゃいます。そういう場合は、一生懸命お話を聞くことが大切です。コツは、その方の気持ちを理解して、「こんな風に思いますよね?」と悩みに共感することです。そうして、相談者の方が「話してもいいかな」と思う瞬間があれば、スイッチが入ったように質問が増えていくんですよ。 |
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批評家にならないことです。自分の意見を押し付けたり、善し悪しを判断したり、上からものを言ったり、エラそうにならないように気をつけています。相談者の一個人としての性格を尊重するということです。いちばんの理想は、私が相談者に同化して、「自分と会話しているみたい」と相手に感じてもらうことです。 |
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究極を言えば、「自分を捨てられる人」です。例えば、私個人はそう考えられない、ということでも、自分の価値観を押し付けないということです。鑑定中はまず相手のことを考えて、私個人の意見は分けて考えるんです。鑑定中ははっきりモードが変わるので、自分の意見が前面に出てくるということはないです。 |
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私の場合、仕事はすべて知人の紹介です。占い師の友人が働いているお店を紹介してくれたので、飛び込みで仕事を見つけたことはないんです。また、久々に占い学校のクラスメイトから連絡が来たのがきっかけで仕事を始めた、ということもありました。志や目指す方向が似ている人たちとの繋がりを大切にすることが、仕事にも結びついています。 |
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いきなり占いの仕事だけで自立するには、かなり根性を入れて頑張らないと。対面鑑定はパワーを使うので、毎日たくさんの方を鑑定すると疲れてしまいます。短期間ならどうにかなりますが、対面鑑定だけで長く続けるのは難しいと思います。原稿執筆や電話鑑定など、対面鑑定以外の仕事でも力がつくので、それらを組み合わせてバランスよく続けるのがいいのではないでしょうか。 |
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鑑定で初めて会った方に「自分のことがよくわかりました」といわれると嬉しいです。また、先日鑑定した方からお礼状をいただいて、「長年の悩みがスッキリして、今は幸せな毎日を送っています」と書いてあったのも嬉しかったです。あとは、進路に悩む方を鑑定した時「今、心が決まりました」とおっしゃったことがありました。相談者の人生が変わる瞬間に立ち会える、その決心のお手伝いができるということに、とてもやりがいを感じています。 |
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自分を知ることが大事です。私の場合、占いが好きだったので学校に入ったのですが、占い師になれるかなれないかは勉強してみないとわからないことです。勉強を始めてみて、占いが自分の適職かどうかを知るということもありなのではないかと思います。 |
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| 迷ったらまず始めてみるということですね。本日はどうもありがとうございました。 |
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