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一般的に「星占い」と呼ばれています。おひつじ座、おうし座、…うお座、おなじみの12星座を使った西洋の代表的な名術です。「占星術」はアストロロジー(Astrology)を訳した言葉で、「アストロ」は星・天体を、「ロジー」は学問を意味します。
占星術では、生まれた日の宇宙の星の位置が人間の性格や運を支配するという考え方が基本になっています。
個人を鑑定する時は、生年月日時の惑星位置と出生地の緯度・経度を基に、ホロスコープという星の配置図表を作成します。それを元に、パーソナリティ(個性・性格)や価値観および一生の運命や生きざまを分析します。また、対人関係を見る場合は、対する相手のホロスコープとの兼ね合いによって、相性の傾向があらわされます。
また、天体が地上に与える影響と出来事との結びつきを分析し、社会的な未来の出来事を予測することも可能です。
占星術の明確な起源は、実のところ正確にはわかっていません。ただ、人類の文明の発祥地といわれるチグリス・ユーフラテス川の流域、メソポタミア地方の遺跡から占星術に関する文献が多く見つかっており、星占いの発祥の地といわれています。
当時、栄えていたバビロニア帝国の中で、占星技術はカルディア人が担っていました。この頃の占星術は、国家の運命や毎年の収穫などの重要事柄を占うために使われていました。当時の専制国家において、個人的な占いは王族や一部の特権階級のものでしかなかったのです。 アレクサンドロス大王の東方大遠征以降、東西文化が融合し、ヘレニズム文化が繁栄します。カルディア人たちはジプシーとなって、地中海地方をはじめギリシア、ローマ、エジプトへ占星術の技術を伝えました。特に、当時のギリシアは平等な市民階級だったので、誰もが個人的に占星術を利用していました。現在の12星座の成立もこの頃で、星座にまつわる伝説としてギリシア神話が引用されているのはそのためです。
その後、占星術はヨーロッパ世界に広がりました。これは、キリスト教の布教経過に似ています。占星術とキリスト教は長い歴史の中で、反発と妥協を繰り返し、影響を与え合ってきました。占いを認めていないキリスト教は、占星術を攻撃しました。これに対し、占星術師たちは、聖書と占星術の関連性を説き、占星術は科学であり、キリスト教徒が占星術を研究しても罪にはならないと反論しました。しかし、キリスト教が国教化されてからは、さらに占星術への弾圧が強くなり、ローマ帝国の没落後、地中海地域での占星術は衰退してしまったのです。
西ヨーロッパにルネッサンスが起こると、古代の遺産が次々に復活し、占星術も息を吹き返してきます。ヘレニズム時代以降、アラビアで独自の発達をした占星術は、イスラム系天文・占星学者グループが復活させ、発展しました。また、ルネッサンス期には、魔術や錬金術やなどのオカルトと占星術を融合させる試みも積極的に行われました。
15世紀に入ると、ローマ・カトリックは権威を失っていきます。それが、キリスト教と占星術の融合を押し進めることになりました。ところが、今度はカトリックを批判するプロテスタントが、占い師を迫害するようになったのです。ところが、占星術は完全に廃れることはありませんでした。実際、当時のヨーロッパの多くの王侯や貴族は、王位継承問題などについて、占星術による予言を求めていたからです。
16世紀から17世紀にかけては、有名な天文学者が多く世に出てきます。彼らは占星術師でもあったので、占星術も発達を遂げることになりました。しかし、ガリレオの唱える天動説によって、天文学と占星術との間に矛盾が生じるようになりました。その結果、占星術は科学知識の急激な進歩とあいまって、再び社会的な権威を失い、凋落してしまいました。
18世紀から19世紀初頭、西欧では実証主義が生まれました。純粋な自然科学である天文学は、宇宙を考える学問として社会に認められました。それとは対照的に、占星術は星々と人間や事物の関連性を実証的に証明できないとして、学問の世界から排除され、衰退を免れませんでした。
20世紀には、資本主義の発達による貧富の差、科学的合理主義の社会に疲れ果てた人々は、次第に占いに活路を求めるようになってきます。第一次・第二次世界大戦の間、世界中で占いブームが起こりました。ところが、戦後は反省ムードが色濃くなり、占星術の迷信性が強調されました。しかし、当時星占いは人気を博しており、メディアではすでに欠かせない存在となっていたのです。 占星術は、象徴主義の学派によって、フランスでも発展しました。これは、心理学者・精神科医として有名なカール・ユングが説く深層心理の影響が大きいとされています。ユングの影響下で占星術は心理学に適用され、再び日の目を見るようになったのです。
今日、占星術は現代社会で大きな役割を担っています。多くのメディアで占星術が取り上げられ、簡単に占星術の知識や情報が手に入るようになりました。そして、事業から恋愛問題まで、個人的な問題を解釈するための道具として一般的に親しまれています。これからも、個人や社会、世相を読むために、占星術の用途は広がっていくでしょう。
生年月日時の惑星位置と出生地の緯度・経度を基に、ホロスコープという星の配置図表を作成します。まず、天文暦を参照しながら惑星やハウスの位置を確認し、ホロスコープシートに書き込んでいきます。惑星の位置を元にアスペクトを書き込み、ホロスコープを読み解いていきます。 なお、最近はホロスコープ作成用ソフトが普及しており、パソコンにデータを入力するだけで、簡単にホロスコープを作成することができます。
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