十二支には、仲が良い、攻撃し合うなど、それぞれに特殊な関係性が存在します。 断易では、以下の2つが主に使われます。 支合(六合)(相合) 十二支の中で、この組み合わせが揃うと互いに結びつこうと します。以下のように、六通りの合があることから、『六合』とも言い、和合・仲良し・引っ張り合う・邪魔する・合作、などの意味になります。
冲(六冲)(七冲) 十二支の中で、向かい合う組み合わせは互いに反発しあいます。以下のように、六通りの冲があるこから『六冲』と言い、また、一方から数えて七番目に位置する十二支を冲するため、『七冲』とも言われます。衝突・動揺・動かす・分散させる・刺激し合う、などの意味になります。
六十干支と暦 中国の占いでは、十干と十二支を組み合わせた六十干支で、各年・月・日・時を表します。この六十干支で表された暦を干支暦と呼んでいます。干支暦では、一年の始まりは二月の立春からになります。また時間は二時間で一刻と考えるため、二時間ごとに六十干支が替わります。 断易の基本的な占断では、主に占時の月と日の干支のみを使って判断していきます。なお、実際に占う場合には干支暦をご覧ください。