5、用神を決定 断易ではまず、判断の主役となる『用神』を、占的に合わせて卦の中から1つだけ選び出します。この『用神』が卦の中でどんな状態かによって、結果を判断します。ちなみに『用神』は、『世爻』『応爻』『兄弟』『子孫』『妻財』『官鬼』『父母』の7つの中から選び、選び方は以下のとおりです。
6、結果の判定 『用神』の状態を見て、結果を判断していきます。判断をしていくには、いくつかの方向から多角的に見ていく必要があります。以下の例を参考にしてください。
化出爻(かしゅつこう)からの作用で判断する・・・<内側の条件・その1> 用神が動爻になっている(動くことを「発動」すると言う)場合、用神は新たに出てきた之卦の爻から作用を受けることになります。この之卦に出てきた爻を、化出爻(かしゅつこう)といいます。用神が化出爻から生じられたり良い関係性になっている場合、「吉」と判断します。逆に、用神が化出爻から剋されていたり悪い関係性になっている場合、「凶」と判断します。