この九つの星には、それぞれに配置される方位が元々定められています。それを『定位(じょうい)』といいます。定位は、後ほど説明する同会法などの技法で使われます。定位は以下の位置になります。
九星気学ではこの位置を基準として、毎年・毎月・毎日・毎時、九つの星の位置が変化していきます。この変化を、星が飛ぶので『飛泊(ひはく)』といい、必ず一定の順番に巡っていきます。例えば、年を表す盤において、2006年は三碧木星が中央に飛泊していますが、翌2007年には必ず西北方位に飛泊されるかたちとなります。
星の飛泊は以下の順・逆どちらかのルートで廻っていき、9年後には同じ位置に再び戻ります。月・日・時の盤も、同じくこの順序に飛泊していきます。