この九つの星には、それぞれに配置される方位が元々定められています。それを『定位(じょうい)』といいます。定位は、後ほど説明する同会法などの技法で使われます。定位は以下の位置になります。 前述のように、毎年・毎月・毎日・毎時と九星の配置は変化していきます。この配置の仕方により、個人の運命や吉凶方位を判断していくことが可能となります。個人の運命を判断する場合、まずその人が生まれた日付の九星配置を調べます。年・月・日・時でそれぞれ違った配置になりますが、九星配置の中央に位置している星を取って、年は○○星、月は○○星と見ていきます。この年盤に配置される星をその人の「本命星」、月盤に配置される星を「月命星」と呼びます。簡単な性格診断や大きな人生の流れはこの本命星と月命星の状態から判断していきます。「本命星」については以下の表のとおりです。なお、月・日・時の詳しい星の配置については、九星暦といわれる暦を参考にして下さい。
各年生まれの本命星
※ちなみに、中国の運命学では、毎年2月の立春から年が替わると考えるため、一月生まれの人は、前年生まれとして考えてください。