名前の画数の数え方には、大きく分けて当用漢字と旧字体の2通りの判断方法があります。姓名判断の流派によって、どちらの数え方の法則が異なります。そのため、どの方式で判断するかで、姓名判断の結果が大きく左右されます。 例えば、現在行われている姓名判断法には「熊崎式姓名判断」の流れを汲むものが多数ありますが、熊崎式では中国の漢字字典「康煕字典(こうきじてん)」に則った旧字体で画数を判断します。これは、文字の形よりもその意味や成り立ちを重視しているのが特徴で、文字の霊意を前提として字画を計算します。例えば、サンズイは「さんずい」ではなく「水」で数えて4画、クサカンムリは「くさかんむり 」ではなく「艸」で6画といった具合です。また、同じく漢数字の場合も、当用漢字では5画で数える「四」を4画、2画の「八」を8画と数えます。 【画数の数え方の一例】 ※ 一字姓には上に1を足して、一字名には下に1を足して鑑定する流派とそのままで鑑定する流派があります。 (下図で○の部分)