四柱推命では五行のバランスを計ることを第一の目的と考えており、そのバランスを整えるものなのか?崩すものなのか?によって物事の吉凶を考えていきます。 生まれた季節を表す月柱の十二支は、『元命(運命の元)』ともよばれ、その命式全体のバランスを計る上で最も重要な働きを示します。これによって各五行の強弱が決まってきます。 各五行の強弱は、以下のとおりです。
次に、この五行の強弱から命式全体の強弱を判断します。今回は難しくなるため省略しますが、命式の強弱は、命式全体のバランスから決めていくことになります。 ちなみに、命式が全体的に強いパターンの人を『身旺(身強)』といい、弱いパターンの人を『身弱』といいます。これは強いから吉で弱いから凶と判断するものではなく、『身旺(身強)』タイプの人は、いつも人から貰ってばかりいるので、どんどん周りの人に与えていったほうが開運していき、逆に、『身弱』タイプの人は、いつも人に与えてばかりなので、逆にしっかり自分に福を与えるようにした方が開運していく、という違いです。