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ルーン占いはタロットや易と同じく、その場に偶然表れた象徴を用いて占う卜術です。タロットと比べて文字の象意が抽象的なためか、これまであまり一般的ではありませんでしたが、神話的な背景や不思議な文字のミステリアスなイメージで最近人気が出てきたようです
占いには、25文字(24文字+空白)のルーン文字が刻まれた木片や小石を使います。最近では、ルーン文字が描かれたカードを使うことも多いようです。占い方は簡単ですが、単純な文字から象意のイメージを広げるために、リーディングにはインスピレーションが必要です。
木片や小石を使う場合の占い方は、2種類あります。ひとつは、袋にルーンを書いた木片や小石を入れて、それを取り出す占う方法。もうひとつは、ルーンを書いた木片や小石を投げて、落ちた場所で占う方法です。
カードを使う場合は、タロットのスプレッドのように、何枚かのルーンカードを使って占うこともできます。その際、同時に出た他のカードとの位置関係によって解釈が大きくことなる場合があります。インスピレーションを働かせつつ、多角的な判断ができるようにしましょう。
文字と象意がシンプルなルーン占いは、たくさんスプレッドするよりも、単純なワンオラクルなど、少ない数で占う方が適しています。慣れないうちは使いやすいカードを用い、徐々に木片や小石を使った占い方に挑戦していくといいでしょう。
ルーン(RUNE)とは、主にスカンジナビア半島を中心に北欧で古代から中世にかけて用いられてきた、独特の神秘的なアルファベットのことです。ルーンはあらゆる魔術・占術の内で最も古いもののひとつであり、シャーマンの基本的道具でもあります。
ルーン文字の紀元については諸説ありますが、現在までに知られている最古の碑文は2世紀後半にスカンジナビア周辺で出土したとされています。現在でもヨーロッパ北部の広い地域で、ルーンが刻まれた石碑を見ることができます。
ルーンはもともと古代北欧語で「秘密、神秘、秘密のささやき」を意味する言葉でした。それがいつしか文字の名称をあらわすアルファベットになったのは、この文字が北欧のシャーマンたちの間で、秘儀のための道具として用いられていたからだといわれています。
ルーンは直線を組み合わせた簡単な文字で、木片や岩に刻むのに適した形となっています。かつて、この文字は賢者たちによって刻まれ、北欧全土に広がっていきました。ルーンのアルファベットは、英語のアルファベットと同じように文字がある音を表す役目を持っています(表音文字)。しかし、ルーンに特徴的なのは、ひとつひとつの文字がまた、魔法の力と意味が込められたシンボルとなっているということです(表意文字)。
今では、当時どのようにルーンが用いられたかをはっきりと書いてある資料は残っていません。しかし、わずかに残されている神話や詩、そして、その他の証拠からみると、歴史や名前の記録のほかに、何か魔術的な力を呼び起こすためにルーンが用いられていたというのは間違いないようです。
北欧の神々の世界を語る古詩「エッダ」によると、ルーンは偉大な神オーディンが自らの身を犠牲にして生み出したことになっています。彼はあるとき、この世のすべての秘密を知るため、自らの身を自らへの捧げ物として世界樹ユッグドラシルに吊るしたことがありました。九日九夜の間、逆さ吊りになり、槍でその身を刺し貫かれる苦行です。後にオーディンに与えられた「首吊りにされたものの王」の称号は、この神話にちなんだものです。このエピソードは、タロット・カードの大アルカナ第12番の『吊るされた男』を彷彿とさせます。苦行の末に彼がつかんだあらゆる魔術の根源、それこそがルーンである、と北欧神話は語ります。ルーンの神聖な文字は、古代ゲルマン社会においては、記録用の文字としてのほかに、魔術的な目的で用いられてきました。また、ルーン文字には護符としての用途もありました。
最近の研究では、オーディンの秘儀とシャーマニズムの類似性も注目されています。自然の精霊の声を聞き、人々に導きを与えるシャーマンたちは、様々な道具を開発しました。ルーンもそんな道具のひとつだったのでしょう。ルーンの背後には、時代や地域を越えて現れてくる、何か普遍的な神秘があります。現代人の心の奥底にも、オーディンの神は働いてきて、私たちを深いところから動かしているのです。
・小石、木片、カードなど(24つの文字ルーンと1つのブランクルーンが描かれているもの)
・白い無地の布
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