これら十干・十二支には、仲が良い、攻撃し合うなど、それぞれに特殊な関係性が存在します。 以下に主要なものを説明していきます。 干合 十干の中で、この組み合わせが揃うと、互いに結びつこうとします。 干合は、必ず陰の干と陽の干の組み合わせになるため、人事では男女関係に例えられ、恋愛・夫婦関係、の意味になります。また、合同・提携・引っ張り合う、などの意味にもなります。
冲(六冲)(七冲) 十二支の中で、向かい合う組み合わせは互いに反発しあいます。以下のように、六通りの冲があることから『六冲』と言い、また、一方から数えて七番目に位置する十二支を冲するため、『七冲』とも言われます。衝突・動揺・動かす・分散させる・刺激し合う、などの意味になります。
三合(三合会局)(会) 十二支の中で、特定の三支の組み合わせが揃うと、お互いに手を結び、一つの連合グループを結成します。その結果、バラバラだった五行が一つの五行に統一されることとなり、統一された五行の力が更に強い力を持つようになります。ちなみに、この三合のうち、二支しか揃わない場合を『半会』『半局』と言い、欠けている十二支が巡ってきたときに、大きく物事が発展することになります。
方合(方) 十二支の中で、同じ季節・方位を表す三支が揃うと、団結して1つの連合グループを結成します。方合は必ず三支が揃わなければ成立できませんが、結びつきは最も協力で、一番強い力を発揮することとなります。