左手と右手、どちらの手を観ればよい? 右と左、どちらの手を観たらよいのか、昔から様々な説があります。例えば、「男性は右手、女性は左手を観る」とか「手を組んで下になっている手を観る」、「利き手を中心に観る」などです。 おすすめは、左右両手を比較し、照合して判断することです。右手には後天運が出やすく、左手は先天運が出るといわれます。つまり、右手には自ら努力したことの影響や、将来の運勢が出ます。逆に、左手には生まれたときの運命の印がずっと残るため、本人が自覚する性格などが出ます。 さらに、左手には右脳が、右手には左脳が作用しています。そのため、左手には右脳が司る想像力や直感力などが、右手には左脳が司る実務能力や論理的な思考能力がよく表れるといわれています。 手相を観る順序は? 基本は、手全体の印象を観てから、徐々に細かい部分へ移動していきます。まず、手全体を観てから基本の生命線、知能線、感情線の三大主線、その他の重要な線、手の形、指と順番に観ていきます。特に、手の形と三大主線は重視します。手相は一本の線だけにとらわれると間違った結果が出てしまう場合があります。線を見るときは、必ず他の線とあわせて、総合的に判断しましょう。
A 手の大きさ その人の身長や体格と手の大きさを比較することで、素質や基本的な性格がわかります。 ・ 手の割合が大きい 几帳面で、何事も器用にこなす職人タイプ。感情豊かで家庭的な反面、臆病なところがあります。 ・ 手の割合が小さい 行動力に富んだリーダータイプ。積極的な反面、プライドが高く自分の力を過信しがちです。
B 手の形 その人が持って生まれた基本的な性質を察することができます。 C 手の平の様子 色合い、艶、キメの細かさ、厚み、硬さ、などを見ます。感受性や健康状態が分かります。 キメの荒さ・細かさ ・ 細かい人 感受性が強く、神経質な面があります。 ・ 荒い人 情に流されることは少ないものの、思いやりに欠ける面があります。 色艶 ・ 薄いピンク色で、艶がある 心身ともに快調で、運気が上昇している状態です。 ・ 青白くて、くすんでいる 運気が落ちている状態です。生活習慣や対人関係を変えるべき時です。
手の平の厚さ ・ 厚い 感情表現が豊かで情に厚い性格です。 ・ 薄い 素直に気持ちを表現がするのが苦手な性格です。
手の平の硬さ ・ 硬い さっぱりした性格で行動力があります。 ・ 普通 外見はソフトですが芯が強く、実はかなりのやり手です。 ・ やわらかい 甘え上手な感激屋で、おだてられると調子に乗りやすい性格です。